就寝前のケアもお口には重要

寝る前にお口をケア
食事の後にブラッシングをしたから、寝る前にはとくに何もしていない。
多くの方が就寝前のケアに関してこのような状態にあるのではないでしょうか。
確かに食後のブラッシングは大切です。
ですが、ブラッシングの後も大切であることを忘れてはいけません。
そもそもブラッシングでは、食後の残りカスを除去するだけであり、お口全体のケアをしているというわけでもないのです。
お口の中は時間が経過することで変化しやすい環境にあります。
唾液の分泌が少なくなる就寝時は菌が増殖しやすい環境ですから、その増殖を食い止めるための措置を講じておく必要があるということ。
食後のブラッシングだけでなく、寝る前にも菌を抑えるためのオーラルケアを欠かさないことで歯や歯茎の健康を維持できます。
効果的な方法とは
就寝前にはなるべく体も心も休めてゆったりとしておきたいもの。そんな時間帯に、お口の中をしっかりチェックして、気になるところをゴシゴシするというのは、メンタル的にもオススメできません。
就寝前にはなるべく無理のないオーラルケアが一番。そこでオススメなのがフッ素コーティングなどの洗口液です。寝ている間のお口の中の菌増殖を予防し、フッ素で歯をコーティングするため、虫歯予防にも期待できます。
フッ素は水に弱い性質のため、日中使用すると飲食によってフッ素コーティングがはがれてしまいやすいものですが、就寝時ならその心配も少なく無理がありません。加えて、就寝時の菌の増殖も予防できるので一石二鳥ということです。
もちろん寝ている間は、お口の中が乾燥しやすいので、水分補給も大切。お水を飲んだ後フッ素コーティングして就寝するとより効果的なオーラルケアができるでしょう。